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レーザー治療
レーザー治療とは
当院では、眼底出血をきたす疾患(糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症等)に対してレーザー治療を行っております。このレーザー治療は網膜の色素上皮という色素に反応し網膜を熱で凝固する治療です。
糖尿病の方は高血糖状態により血管壁が障害され脆くなっていきますが、これが眼の網膜の血管に起こると、血管壁から血液成分が網膜内に漏れ出たり、血管が詰まってしまい網膜の無酸素領域が発生したりします。この領域を放置すると酸素を供給するために新生血管という非常に脆い血管が発生しひどい出血の原因となります。また網膜静脈閉塞症でも血管の閉塞から、血液成分の漏出、無酸素領域、新生血管の発生へと発展することがよくあります。
この無酸素領域や新生血管、血液成分の漏出部位を蛍光眼底造影検査にて確認し、レーザー治療を行うことでこれらの疾患を治療することができます。
- 当院で行った蛍光眼底造影検査所見
- 当院でのレーザー治療後の眼底写真